英語の勉強

【検証】トライズの英語マスタープログラムで1000時間勉強するとどうなるか?

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トライズは最近話題となっているパーソナルトレーニング型の英語教室です。

パーソナルトレーニングというのは何かというと、1対1で英会話の授業を受けられるのはもちろんのこと、日々の勉強のやり方から目標設定まで、文字通り手となり足となって指導してくれる、そういったサービスです。

結果にコミットする」でおなじみのRIZAP(ライザップ)は、ダイエットという分野においてパーソナルトレーニングを導入したことで一躍有名になりました。日々の食事からトレーニングの方法まで個人にあったやり方を提案し、徹底的に管理することで、数ヶ月という短期間で確実に理想の体を手に入れることができるというコンセプトです。

英語も同じような方法で確実に成果を出せるようにしたのが、トライズの英語マスタープログラムです。

ちなみにライザップでも、パーソナルトレーニング型の英語教室を展開しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

解説記事:【東大生が検証】RIZAPイングリッシュで英語の実力は上がるのか?
公式サイト ⇒ 【無料カウンセリング】ライザップがTOEICにコミット!

それでトライズですが、コンセプトはライザップとよく似ているように見えますが、実はその内容はかなり異なります。具体的には、

・1年間、1000時間という長期間のプログラム
・総額費用は100万円を超える
・英語がしゃべれるようになることを目標としている

などの点が、RIZAPイングリッシュとは明確に違います。

今回はトライズについて、その内容や金額、そしてどんな人が受講するべきか、などについて分析してみました。

英語を使ったキャリアを目指す人や、法人として社員に徹底的に英会話能力を付けさせたいなどの場合、トライズのプログラムは有力な候補となるはずです。

トライズの料金は総額で100万円を超える

トライズについて検討する前に、まずはその金額から考慮していきましょう。

以下の表は、公式サイトに掲載されているものです。

これによると、12ヶ月一括支払いの場合の1ヶ月あたりの料金は8.5万円とあります。したがって年間金額は、

8.5万円 ✕ 12ヶ月 = 102万円

となります。

ここに入会金や諸費用を加えると、総額はおよそ120万円と計算できます。

これは全額を一括で支払った場合の金額です。12ヶ月を分割で支払った場合の詳細については記載がありませんが、おおよそ毎月10万円強の費用が発生するものと思われます。いずれにしても、なかなかな金額ですよね。

ちなみにRIZAPイングリッシュの場合、2ヶ月でおよそ30万円のプログラムから用意されています。これに比べるとトライズは1年間コースのみということですので、総額費用はかなり割高となります。

ところで私はこのブログの中で、社会人ならば若いうちに勉強に投資を惜しむべきではないと主張しています。その際に挙げている金額が、50万円〜100万円ということでした。

実際、私も30代前半で米国公認会計士(USCPA)という資格を取った際には60万円程度の金額がかかりました。これは、将来のキャリアを考える上では有効な投資だったといえます。

結局のところいくら?USCPA試験合格のための費用を算出してみた。

これに対してトライズの120万円というのは、個人が気軽に投資できる金額としては少し割高です。

もしも英語の勉強のやり方について基礎から学び直したいのであれば、RIZAPイングリッシュの2ヶ月コースでも十分可能です。

また、独学で英語を勉強するのであれば今は素晴らしいアプリが出ています。このブログで紹介しているスタディサプリENGLISHを使えば、月々3000円未満でTOEICや英会話の勉強が素晴らしいクォリティで受講できます。

解説記事:【スタディサプリENGLISH】TOEIC L&R対策コースのレビューとおすすめ使い方
公式サイト ⇒ 【スタディサプリENGLISH】 TOEICテスト対策

それではトライズのプログラムの最大の特徴とはなんなのでしょか?

それは、1年間かけて1000時間の勉強をするという、圧倒的な勉強時間にあります。

英語は1000時間かけてようやく上達する

トライズのホームページには、英語を習得するのに日本人がどのくらい勉強しなくてはいけないか、という興味深いグラフがのっています。

これによると、私たちは英語習得のために2200時間ほどの勉強時間が必要ということになります。学校教育で1200時間は勉強しているので、さらに1000時間をかけて始めて英語がしゃべれるようになるということです。

普段、勉強を意識的におこなっていない人にとって、1000時間の勉強というのはイメージしにくいと思います。

これは具体的にどのくらいの量になるのでしょうか?

仮に1年間で1000時間の勉強をする場合、平日2時間、土日は5時間というスケジュールを1年間、365日毎日おこなうと1000時間になります。

はっきりいいますが、これは相当に厳しいスケジュールです。特別な訓練や経験がない人では、独学だとほぼ間違いなく数ヶ月で挫折してしまうでしょう。

実は私がかつて取得した米国公認会計士(USCPA)というのも、全科目合格するまでに1000時間程度の勉強時間が必要と言われています。私はこれといった対策や戦略を立てずに勉強を始めてしまったために、見事に数ヶ月で挫折を経験しました。

その後、いろいろと工夫することで1000時間の勉強時間を達成することができ、無事にUSCPAを取得することができました。そのときの顛末は、以下に書いた通りです。

社会人が働きながらUSCPAに合格し、大手監査法人に転職するまでの体験記

このときの経験から、1000時間の勉強というのは確実に人をステージアップすることができるアウトプット量であると同時に、生半可なやり方では達成できないということを身をもって体験することができました。

トライズはまさに、この1000時間という圧倒的な量を必ず達成させることを目的として、徹底的なパーソナルトレーニングをおこなっているのです。

トライズはどのようにして1000時間の勉強を成功させるのか

1000時間の勉強時間を確保するために、トライズのプロブラムはイングリッシュ・コンサルタントとネイティブ教師による個別の学習プログラムを作成するところからはじまりす。

下記の表は、ある受講生の1週間のスケジュールです。

このように生徒ひとりひとりに合わせたスケジュールを組むことで、どんな人でも必ず1000時間という目標を達成できるようになっているとのことです。

ここに出ているように、継続率91%というのは大した数字だと思います。手厚いサポートがあるからこそ、三日坊主にならずにすむのですね。

ただ上記のスケジュール表ですが、個人的にはちょっと気になるところが2点あります。

ひとつは通勤時間中の学習が多いこと。英語の学習は声を出すトレーニング、たとえばリピーティングやシャドーイングが重要です。通勤時間中はこれらの学習はできないので、あくまでも補助的な勉強時間とみるべきでしょう。通勤時間でも有効に使えますよということをアピールしたいのでしょうが、その効果は限定的とみるべきです。

もう一つは、日曜日にまったく勉強していないという点。1000時間を1年間で達成するには、1週間で20時間を確保する必要があります。計算してみると分かりますが、6日で20時間は相当きついです。オンとオフのメリハリがありますよ、と見せているのだと思いますが、1000時間の勉強にオフの時間は必要ありません。日曜日こそ徹底的に勉強するべきです。

とまあ、私の目からするとこのスケジュール表はいろいろとつっこみどころがあるのですが、そこはトライズも宣伝用と割り切っているはずです。実際のスケジュールはもっと過酷になると思いますので、そこは覚悟しておきましょう。

逆にいえばそのくらい過酷なトレーニングだからこそ、パーソナルトレーニングという方法が有効になるのだとも言えます。

トライズの目標は英語を話せるようになること

英語の目標はいろいろとありますが、トライズではとにかく「使える」英会話の能力を身につけることを目指しています。

逆に、英会話教室でよく見るTOEICの点数は、少なくともトライズではほとんど全く重要視していません。

そのかわりの指標となるのが「Versant」と呼ばれるテストで、これによりスピーキング能力を正確に測定することができます。

実はTOEICというのは英語が使えるかどうかの指標としては、正直微妙です。900点くらい取っていても、外国人とのコミュニケーションは全く取れないという人も結構います。

ただ正直な話として、日本で仕事をしている限りにおいて、外国人とビジネスの話をバリバリこなす必要があるような人って、ものすごく少ないと思うんですよね。にも関わらず多くの日本企業がTOEICの点数を昇進の基準としているのは何故か?

それは、TOEICほど人の実力を客観的に測定できるものって、実はあまりないからです。ちなみに、この場合の実力っていうのは英語能力というよりは、基礎的な学力とか忍耐力とか、そういったたぐいのものです。

このあたりの話しは下記の記事にも書きました。

英語で年収は上げられるか。もっとも効率の良いやり方とは?

つまり、仕事で英語は使わないけどTOEICの点数くらいはしっかりとっておきたい、そういったニーズが世の中には確実にあるんです。

そういった人は、TOEIC専門の勉強をするべきです。例えば先ほどあげたスタディサプリ ENGLISHのようなアプリを使えば、極めて低価格でTOEICの点数を伸ばすことができます。

トライズは、TOEICの点数を上げることだけが目的の人ではなく、本当に外国人とビジネスコミュニケーションをしなければならない、ごく一部の限られた人に向けられたサービスです。

外資系企業で上司が外国人だ、とか、商社マンで英語圏への赴任が決まっている、とか、そういった英語を使う差し迫ったニーズのある人にとって、1年間みっちりと英語のパーソナルトレーニングを受けれる価値というのは計り知れません。

1000時間という勉強時間を「使える英語」のために費やせば、確実に英語がしゃべれるようになります。その必要性のある人にとっては、100万円超の受講費用というのはむしろ安く感じられるはずです。

まとめ

トライズは、英語が使えるようにならなくてはいけない人が、1年後には確実に英語でコミュニケーションが取れるようにすることを目的とした、パーソナルトレーニング型の英会話教室です。

そのためにトライズは、1年間で1000時間という目標を設定しています。また、英語能力の測定にはTOEICではなく、より実践的なVersantというテストを用いています。

このようなユニークな指導方針のため、受講料は1年間で120万円と、パーソナルトレーニング型のスクールとしてはやや高額です。

ただし英語を使うニーズが高い人にとっては、この金額で夢が叶うと考えれば、その費用は決して高すぎるということはないはずです。

トライズのパーソナルトレーニングに少しでも興味がある人は、まずは無料のカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

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