勉強の仕方

東大受験生が絶対に知っておかなければならない最強の受験戦略とは?

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東大

大学受験の最高峰とされている東大受験。この難関に挑むにはどのような準備が必要なのでしょうか?

こんにちは、ドクター・K(@gakusyu_advisor)です。

世の中を見渡せば東大受験生が解かなくてはならない参考書のリストや、受験体験ブログなど、東大受験のためのありとあらゆる情報が満ちあふれています。私が東大に合格した20世紀も終わろうとしていた頃に比べれば、比較にならないほど便利な時代になりました。

それでは現代の受験生が昔よりもはるかに有利な条件で受験を進められるのか、というとそういうわけでもないのですね

参考書リストや受験ブログは実際に何をしたら良いのかを教えてはくれますが、なんでそれをしなくてはいけないのか、あるいはどうやってそれを続けていったら良いのかといったことまでは書かれていません。

例えばダイエットを考えてみましょう。世の中にはありとあらゆるダイエット法がありますよね。それらに次々と手を出していっては、いつまでも痩せられないままでいる人がどれほど多くいるのでしょうか?

あるいは有名人やモデルが実践しているダイエット法をそのまま真似してみようと思って本や関連グッズを買ってみたものの、本棚や押し入れの奥底に眠ったままになっている、なんてこともよく聞きます。

受験もそれと同じです。

どんなに優れた参考書を買ったとしても、それを効果的に使いこなせなければ全く意味がありません。

東大に合格した人の体験ブログを読んでも、その人と同じことをして合格できる保証は何もありません。

このブログでは、具体的な勉強に入る前に身につけておくべき勉強の核となるような基本的な考え方について、いろいろなところで書いてきました。

今回はそのような考え方が東大受験でどのように応用できるのか解説してみたいと思います。

受験戦略とは何だろうか?

戦略について考えてみよう

道しるべ

受験に限った話しではないのですが、およそあらゆる勉強では戦略をたてることが絶対的に重要です。戦略のない勉強は地図を見ずに山に入るようなものなのです。

ここでいう戦略とは具体的には、戦略目標をたてること、現在の自分の実力を把握すること、目標までのギャップを埋めることの3つを意味します。

参考記事 勉強のやり方は戦略で決まる!正しい考え方で受験や資格試験を乗り切ろう

受験における戦略目標とはずばり、志望校に合格することですよね。

しかもこの目標には「入試日」という明確な期限がついています。いつまでに達成する、という期限のついている目標は戦略的に非常に優れたものといえます。

それでは戦略の第2と第3の項目である現在の実力把握と、目標までのギャップを埋める作業というのは、受験戦略ではどのような形になるのでしょうか。

自分の実力を客観的に見る

まずは戦略第2項目である実力把握について考えてみましょう。

自分の実力がどの程度のところにあるのかを客観的に把握するのがいかに難しいかについて、当時受験生だった私の失敗談を紹介したいと思います。

東大受験生が数学を勉強するにあたって標準的に利用されている問題集に「1対1対応の演習」という有名な本があります。

当時の私も例に習って1対1対応をすることにしました。ちょうど高3の春になったばかりの頃からスタートして、夏頃までには一通り終わらせる予定でいました。

ところでそのころの自分は高3までは意識的な受験勉強をしておらず、数学に至っては学校の授業で習ったあとは全く復習していませんでした。高3の春の段階で、logってなんだっけ、とか数列の公式ってそもそも何?みたいな感じだったんですね。

そんな中で1対1対応に取り組み始めるわけですが、標準的な勉強法に従えば解説を見ずに解けるものは◯を、解説を見なければ解けないものを✕として、✕がついたものだけ何度も繰り返し解いていくことになるわけです。もちろん当時の自分のレベルでは◯がつくような問題はほとんどなく、✕の中でも解説を読んですら理解できないものが多くありました。あきらかに自分には1対1対応はレベルが高すぎたのです。

ところが東大受験生なら1対1対応で勉強するのが当たり前だという観念に縛られてしまい、解けない問題を延々と解き続ける日々が続きました。

そんな状態ですので夏頃になっても数学の実力はほとんどついておらず、模試などでもE判定ばかりという結果となってしまいました。

そこで慌てて自分の実力に気がついたわけです。つまり、自分は数学が苦手だということをようやく自分自身で認めたのですね。

そこからは意地もプライドも捨てて、教科書レベルの問題集を淡々と進めることにしました。

結局のところ数学は得意科目とまではなりませんでしたが、基本的な問題を落とさない程度までは成績を伸ばすことができました。解けない問題だらけの1対1対応にかけていた時間を青チャートなどに使えていれば、もう少し違った結果になったかもしれません。

いらないものを捨てるのが最高の戦略

このようにして現在の自分を客観的に見ることができてはじめて、最終ステップであるギャップを埋める作業に向かえます。

これはどういうことかというと、例えば私の場合は数学は苦手科目なわけですから、まずこの科目では勝負しないことにするわけですね。数学の配点は6題で120点ですが、極端な話し1題しか解けない、もしくは1題も解けずに部分点だけしか取れなかったとしても合格できる戦略を立てるのです。具体的には数学では20点から30点くらいしか取れないものとしておきます。

幸いなことにわたしは理系の割には国語が得意でした。国語の配点は80点なのですが、どうやら50点位は取れそうな感じだったのです。そうすると数学と合わせて70〜80点となり、ここまでくれば十分に戦える水準になるという算段でした。

また英語についても苦手意識は特になく、夏頃までに一通りの対策は順調に終えることができていました。

となればあとは理科の2科目、つまり物理と化学を徹底的にやり込むというのが自分にとっての最後のポイントとなるわけです。これこそが、埋めるべき目標までのギャップということになります。

このように各科目の予想獲得点数を積み上げていき、どうやったら合格最低点まで持っていけるのかをシミュレーションするのが東大受験の鉄則です。その際に先ほどの数学の例で示したように、いかにして自分が苦手なところを見つけるかが肝要です。

苦手な部分が見つかったら、その科目については捨てるくらいの気持ちで戦略を立てること、これが東大受験の極意です。これは受験に限った話しではありませんが、苦手な部分を伸ばそうとするべきではありません。仕事などでも苦手な部分は他の誰か得意な人に任せてしまったほうがずっと効率的です。

一方で東大受験においては得意科目を見つけるという発想は危険です。というのは、東大受験生はものすごい高レベルな集団なわけですので、その中で頭一つ飛び出そうとするのは、これはこれで相当しんどい話しになってくるのです。得意科目だと過信せず、あくまで苦手な部分を補ってくれるくらいの謙虚な気持ちでいることが重要です。

東大受験生のバイブル「和田本」

高3までの私の状況

参考書

このようにして受験戦略を立てていくことで現役に東大に合格することができたわけですが、先程も述べたように高3になるまではそれほど受験を意識した勉強をしてきたわけではありませんでした。東大を受けようと思ったのも、確か高2の冬ころだったと記憶しています。

このようにのんびりとした気持ちで高3を迎えた自分に、運命的とも言える本との出会いが待っていました。

その本は、やはり東大に合格した1学年上の先輩からもらった参考書の中にひっそりと混ざっていました。それこそが、東大受験生にとってのバイブルである和田秀樹氏の「受験技法」だったのです。

この本はまさに、東大受験の入試を迎えるまでの1年間の使い方の全てが載っていたのでした。はっきりといって、この本に出会っていなければ私は現役で東大に合格することができなかったと断言できます。そのくらい運命的な本でした。

全ては和田本から始まった

この本には私がここまでで書いてきた全ての技法が詰まっていました。すなわち、合格最低点までに必要な点数の積み上げ方、現在のレベルにあった参考書の選び方、そして受験日までの時間配分。

ここに書かれていることに従い、私は理科の勉強は夏休みまでは一切しませんでした。

一方で、現在の自分の実力を過信して1対1対応にこだわってしまったのは先程書いたとおりです。和田本には数学が苦手な場合の対策についても書かれているのですが、苦手だということを認めるのが嫌で無駄な時間を費やしてしまったのでした。

この本に書かれているのは目標まで最短でたどり着くための、まさに戦略的な勉強論です。最短というのはつまり、合格最低点ギリギリでいいから受かりさえすれば良い、そのためには無駄なことは一切せずに必要なことだけ淡々とやりつづけるという哲学です。

受験というのは人を大きく成長させますが、そうはいってもたかが受験です。そこに貴重な十代の全ての時間を注ぎ込むのは無題使い以外の何物でもありません。だからこそ、大学受験は高3の1年間だけにしぼって全力で立ち向かうべきだ。私はこの本からそのようなメッセージを受け取りました。

考えてみればこのような発想は社会人になってからも全ての場面で使えます。仕事ですべき目標はなにか、そのためには何をすべきか。そうやって最短で結果を出すからこそ、次の仕事にむかったり、あるいは自分のための時間を確保できるのです。

まさに私のライフスタイルの基本がこの本を読んだ時から始まったといえるのでした。

まとめ

今回は東大受験生が知っておかなくてはいけない受験のための戦略について解説してきました。

ここに書かれていることは東大受験生にとって重要であるばかりでなく、その他すべての大学受験生、そして資格や英語の勉強を始めようとしている全ての社会人にとっても極めて示唆に富んだ内容だったと思います。

勉強をするには、勉強のやり方そのものの理解が重要です。そのためにもまず、戦略的な勉強とは何かについてしっかりと理解しておきましょう!

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なお詳しいレビュー記事は、以下に書きました。

レビュー【スタディサプリENGLISH】TOEIC L&R対策コースのレビューとおすすめ使い方

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